弊社創業者である大久保豊が発刊した「スプレッドバンキング」(きんざい刊)。このコンセプトに基づき、トランスファー・プライシング(TP)のレート・スプレッドを取引明細1件1件に貼り付け、管理会計の基盤データベースを構築します。
「スプレッドバンキング」と「スプレッド収益管理」。これは同じものではありません。
「スプレッドバンキング」の要点は、リスクとリターンを紐付け、収益を、その責任を負うべき、しかるべき部門に正しく移転することにあります。
同時に、銀行の“収益管理”というと、得てして営業店評価を目的に、営業店の収益を捕捉する仕組みにとどまってしまう、そんな事例が数多くあります。しかし、弊社が考える収益管理は、全行ベースでの金利リスク見合いの収益の捕捉と、各営業店の収益貢献度合いの捕捉、さらには債務者・案件単位の信用コストの捕捉。これらすべてを分断することなく、包括的に捉えること。これを実現する仕組みをご提供します。